第72回紅白歌合戦出場者感想
今年も出場歌手が発表されたのに合わせて、感想を記しておこうと思います。とりあえず、観覧応募は今年からネット応募に変わり、今までのように一人で1000口応募するような力技は使えなくなりました。時流的に仕方のないことではあるとは思いますが、まぁもう今後の人生において紅白の現地観覧に行くことができるのは、恐らくあって一度か二度でしょう。
初出場の方々
紅
BiSH
millennium parade×Belle(中村佳穂)
白
まふまふ
個人的には上白石萌音、平井大はかなりびっくりな選出でした。他は意外な初出場も多いですが、世代間バランスにとても気を使っているなという印象。初出場のラインナップとしては非常に好印象です。といっても、「今年の活躍」としての実績が申し分ない選出といえるのは、Awesome City Clubとmillennium paradeとSnow Manくらい?どうしても今年出すべきだ、といえる印象のある方々は控えめですが、ここ近年はこの後まだ何かあるかもしれないので、なんともいえません。
〇ジャニーズ枠に関して
嵐・キスマイ・Hey!Say!JUMP OUT
選出段階では7枠→5枠
去年はちょっと多すぎるかもと思いましたが、今年は妥当な線。ただ人選に関してはスノストでかなり人気の差が感じられるので、もしかしたらSixTONESを外すことはありえるかもしれないと思っていました。KAT-TUNは完全に想定外でしたが、あまり若手にばかり偏りすぎると視聴者の満足度にも世代間ギャップが出そうなので、嵐の代わりはKAT-TUNに埋めてもらうということで、歓迎すべきことかなと思います。(というか、今回の選出で地味に一番感心してしまいました)なにわ男子に関しては時期尚早。ジャニーズWESTは純粋にセールスが足りないということでしょう。
〇まふまふの初出場
一昨年あたりから「機は熟した」的なことを書き続けてきた身としてはそれなりに感慨深いものがありますが、今年のこの界隈の熱量的にいうと、すとぷりの方が可能性が高いと思ってました。歌ってみた系の人だと実際に音源の音出せんの?みたいな方も多いですが、この方はしっかりと再現出来る方なので、満を持して登場していただきたいところです。
〇演歌・歌謡枠について
五木ひろしの勇退によって1限。新規の出場者もなしということでした。お笑いの方の第七世代を模して演歌第七世代などとパッケージされることが増えていますが、特定の個人を選出するとどれもしっくりとこない感があります。ただ、実際に熱量も上がっているように感じるので、バンド枠のようにもっと人の出入りを多くする必要を感じます。もしかしたら現状でもレコード会社同士のしがらみとかがあるのかもしれないですが、なんらかの方法で、新規の歌手に門戸を開いていかないと、盛り上がりに水を差しかねません。ただ、他のジャンルよりも人数的に優遇されている感はまだ強く、今後もう1~2枠減ってゆく可能性は高いような気がします。おそらく現状のマストは、氷川きよし、石川さゆり、水森かおりの3者だけです。
〇追加発表
誰がくるかは分からないですが、こちらも世代ごとの隠し玉を用意している印象があるので、若手・中堅・大御所からバランスよく1~2組ずつ追加されることでしょう。どこかに偏るようなことはないと思います。