第72回紅白歌合戦出場者感想

今年も出場歌手が発表されたのに合わせて、感想を記しておこうと思います。とりあえず、観覧応募は今年からネット応募に変わり、今までのように一人で1000口応募するような力技は使えなくなりました。時流的に仕方のないことではあるとは思いますが、まぁもう今後の人生において紅白の現地観覧に行くことができるのは、恐らくあって一度か二度でしょう。

 

初出場の方々

 

Awesome City Club

上白石萌音

BiSH

millennium parade×Belle(中村佳穂)

 

KAT-TUN

Snow Man

DISH//

平井大

布袋寅泰

まふまふ

 

 

個人的には上白石萌音平井大はかなりびっくりな選出でした。他は意外な初出場も多いですが、世代間バランスにとても気を使っているなという印象。初出場のラインナップとしては非常に好印象です。といっても、「今年の活躍」としての実績が申し分ない選出といえるのは、Awesome City Clubとmillennium paradeとSnow Manくらい?どうしても今年出すべきだ、といえる印象のある方々は控えめですが、ここ近年はこの後まだ何かあるかもしれないので、なんともいえません。

 

 

 

〇ジャニーズ枠に関して

嵐・キスマイ・Hey!Say!JUMP     OUT

KAT-TUNSnow Man         IN

 

選出段階では7枠→5枠

去年はちょっと多すぎるかもと思いましたが、今年は妥当な線。ただ人選に関してはスノストでかなり人気の差が感じられるので、もしかしたらSixTONESを外すことはありえるかもしれないと思っていました。KAT-TUNは完全に想定外でしたが、あまり若手にばかり偏りすぎると視聴者の満足度にも世代間ギャップが出そうなので、嵐の代わりはKAT-TUNに埋めてもらうということで、歓迎すべきことかなと思います。(というか、今回の選出で地味に一番感心してしまいました)なにわ男子に関しては時期尚早。ジャニーズWESTは純粋にセールスが足りないということでしょう。

 

 

〇まふまふの初出場

一昨年あたりから「機は熟した」的なことを書き続けてきた身としてはそれなりに感慨深いものがありますが、今年のこの界隈の熱量的にいうと、すとぷりの方が可能性が高いと思ってました。歌ってみた系の人だと実際に音源の音出せんの?みたいな方も多いですが、この方はしっかりと再現出来る方なので、満を持して登場していただきたいところです。

 

〇演歌・歌謡枠について

五木ひろし勇退によって1限。新規の出場者もなしということでした。お笑いの方の第七世代を模して演歌第七世代などとパッケージされることが増えていますが、特定の個人を選出するとどれもしっくりとこない感があります。ただ、実際に熱量も上がっているように感じるので、バンド枠のようにもっと人の出入りを多くする必要を感じます。もしかしたら現状でもレコード会社同士のしがらみとかがあるのかもしれないですが、なんらかの方法で、新規の歌手に門戸を開いていかないと、盛り上がりに水を差しかねません。ただ、他のジャンルよりも人数的に優遇されている感はまだ強く、今後もう1~2枠減ってゆく可能性は高いような気がします。おそらく現状のマストは、氷川きよし石川さゆり水森かおりの3者だけです。

 

〇追加発表

誰がくるかは分からないですが、こちらも世代ごとの隠し玉を用意している印象があるので、若手・中堅・大御所からバランスよく1~2組ずつ追加されることでしょう。どこかに偏るようなことはないと思います。

第71回紅白歌合戦出場者感想。

 毎年恒例の紅白初出場者の予想を今年はしなかったのですが、一年に一度くらいは生存報告も兼ねて感想でも書いておこうかと思います。コロナの影響でエンタメ業界が(に限らず多方面の職種にいえることですが)これといったトピックも少なく、参考になる指標がなさすぎた点と、ごく個人的には史上初めての無観客開催ということもあり、テンションだだ下がりでした。ただ逆に言えば、話題が少なかったからこそ、選出に選者のセンスが問われるということでもあります。

 

初出場の方々


東京事変
櫻坂46
NiziU
JUJU
BABYMETAL
milet


SixTONES
Snow Man
瑛人

特別枠
GReeeeN

 

 とりあえず、毎年のように推していたBABYMETALの初出場が決まりました。そもそも初出場に立ち会いたくて毎年1000枚もの往復ハガキを出し始めたというのに、よりにもよって観れないことが確定している今年に限って初出場するとはッ!!!まぁとても楽しませていただいたので無駄だったというつもりもないですが、なんというか脱力しました。

 

 巷でもいわれていることですが、まず最初に思ったのは白のジャニーズと赤のSONYが多すぎということでしょうか。まぁぶっちゃけ今年に限っていえば、この2社の協力がなくては番組が成り立たないレベルなので致し方ない気もします。

 

 去年の段階でジャニーズに関していえば、ほぼファンの支持の母数が多い順になったので選考のメンツとして妥当ではあります。具体的に言うと、キンプリ以外はドームツアーが出来るグループが当選して、アリーナツアーのグループが落選している、ということです。枠とか一切考えずにいえば嵐、関ジャニ∞、Hey!Say!JUMP、キスマイは観客動員数のトップ10に入っていますし、キンプリを外すというチョイスは、番組的にも事務所的にも世間的にもありえないと思うので、結果妥当だよねという話。それに加えて、SixTONESSnowManは今年数少ないセールス的なトピックを持っているグループなのでこれも妥当。

 SONY系は今年のトピックのうち、鬼滅の刃、YOASOBIの「夜に駆ける」、NiziU、とマストの存在をいくつも抱えており、こちらもちょっと忖度せずにはいられません。(YOASOBIについては後述)これにくわえて米津玄師にも説得してみるとか言われたらバーターでmilet一人くらい、自分なら選びます(笑)

 

 一方でこの「枠」という概念自体、1970年代の紅白で渡辺プロダクション全盛時代に、渡辺プロダクション所属の歌手が膨張した状況に、ほかの芸能プロが苦情をいれたことが原因だといわれており、現状がこれに近づいているなぁという気はします。ただ違うことがあるとすると、当時の紅白はまさに国民的行事だったのに対し、現状はそうではなく、存在意義を維持するためにはなりふり構っていられない気もします。

 

 

 次に演歌・歌謡枠の2減について。丘みどりと島津亜矢という。キャリアでいうと下から若い二人が落選して、新規の出場者もいないということで、演歌・歌謡のファン層からかなり強い否定的な意見が散見されますがこれがどうか考えてみます。まず前提として、現在の演歌歌謡ジャンルの全体像を把握しておきましょう。というのも巷の意見をみていると、偏見だと思えるような見当違いのものが多いように感じます。まずテンプレ的な意見を2つ。

 

1今や高齢者世代でも比較的若い人だとニューミュージックの世代であり、演歌歌謡ジャンルは聴かない。消えゆくのは自然の流れだ。
2最近の紅白歌合戦は若い人の音楽ばかり取り上げておりつまらない。中高年は演歌歌謡を聴きたい人が多い。

 

1は演歌歌謡ジャンルをよく知らない客層の、2は演歌歌謡ジャンルのファン層によくあるポジショントークなのですが、これは果たして正しいのかというお話です。演歌歌謡ジャンルのもともとのファンの核となる層は、確かに現在では後期高齢者に当たる人達なのですが、一方で、今現在の流行の音楽よりは唱歌に近いジャンルで、がちゃがちゃ聴き取りにくい流行の音楽よりもこちらのほうを好む方は、それ以下の年代でも一定数います。おそらく100人いたら多くて2~3人くらいだと思います。もし自分の周囲には一人もいないという人がいても全然不思議ではありません。ただし10代から60代まで分布は広く、マーケットとしては興味のない方が想像するよりもはるかに大きいです。また、局地的には昭和歌謡のファン層は拡大傾向にあり、30代~40代よりは10代~20代の方が若干多いかなという気さえします。新人歌手も2000年代よりはデビューの人数が増えており、ここからも一時期の低迷期を脱している印象が見受けられます。今後マジョリティとしての流行音楽から消えゆくのは自然の流れだというのは確かにそのとおりで、ニッチ化が進んだ時にどのようになるのかはまだわかりませんが、というよりも、それは今後の普及活動次第だという気もしますが、個人的には現在の民謡・浪曲の類ほどは萎まないのではないかと考えています。これも正確には間違っていて、これらも歌謡曲に完全に内包されるべきものというのが正しいところでしょうか。演歌歌謡ジャンルはファンの方が思うよりはニッチ化が進んでおり、ファンでない方が思うよりは廃れていないというのが現在地かと思います。


 紅白歌合戦の選考で考えた場合、一言に演歌歌謡歌手といっても、五木ひろし石川さゆりなどは大衆向けの歌手として選ばれているが三山ひろし、純烈などは演歌歌謡ジャンルの人気歌手として選ばれているということになります。これを踏まえたうえで丘みどりと島津亜矢の落選が妥当なのかという話に戻るのですが、この両者も若干ポジションが異なるかなと思います。丘みどりは若手人気演歌歌謡歌手で差し支えないと思いますが、島津亜矢は徳永英明と入れ替わりで入ったカバー歌手という位置づけが正解に近いのではないかというのが私見です。とすると、純粋に演歌歌謡ジャンルで選考され選出されていた歌手は山内恵介、三山ひろし、純烈、丘みどりの4者であり、今回丘みどりが落選して3枠になったというのが正しいかと思います。(これより上の年代になると、氷川きよしは大衆歌手といえると思いますが、水森かおりは微妙)

 演歌歌謡ジャンルのマーケットの大きさからいって、バンド枠と比較した場合に、個人的に4枠はちょっと多いかなという感じがするので、今回の2減に関しては許容範囲内かなあというのが個人的な結論となります。ただ一つ問題点があるとすると、バンド枠は結構入れ替わり立ち替わりで多様性がありますが、演歌歌謡枠の出演者は固定されていることです。演歌歌謡ジャンルのファンフォーラムを除くと、特に要望が多いのが、竹島宏、市川由紀乃福田こうへいあたりだと思いますが、福田こうへいについては、別の思惑も働いていそうな気もしますが、今後真田ナオキ、辰巳ゆうとなど他にも今後声が大きくなってゆくであろう方が何人かいます。今後はもうちょっと流動性を持たせていったほうがよいのではないかという気がします。「持ち回り」といってしまうと表現がわるいかもしれませんが。

 

 次にYOASOBIについて。巷でもよく話題に上がっていますが、本人たちに出場の意思があり、世間的にもマストの存在かと思っていたので、不選出は私も意外でした。追加出場の可能性が言われるのは当然かと思います。今回気になるのは、YOUTUBEなどの動画配信サイトを主戦場とする歌手が一組も選出されていないことです。歌ってみた枠とかいうものが、かっちりとあるわけではないのですが、出場者一覧を見ているとここがもっとも過小評価されていると感じます。

 

そらる、まふまふ、浦島坂田船、すとぷり

ヨルシカ、ずっと真夜中でいいのに

Eve

美波、Reol

 

 YOASOBIの追加発表と合わせて、ここら辺の何組かがネット発信の新世代シンガーとして企画枠として出演しないかなあと割と本気で思ってたり。妄想に近い予想ですが、そろそろメジャー級といえる人も多数いますし、ひとまとめにして大衆に発信するにはよい時期だと思うのですが。と、去年も同じことを書いていてちょっと苦笑してしまいました。tiktokの流行りの素材として認知されている人も多く、瑛人と何が違うの?というと説明が難しいですが、自分の中では区別しています。好きな人なら何となくわかってもらえると思います。


 また、YOUTUBE界隈では新興勢力としてVtuberの存在感も上がっていると感じます。キズナアイが認知された後乱立され、シーンとしては局所的に盛り上がっているものの核となるキャラクターが存在しない状況でしたが、とりあえず「ホロライブプロダクション」か「にじさんじ」をピックアップしておけば無難じゃないかと思える程度には、アイコン化したように思います。とはいえ、上に挙げた人たちとくらべると、もう一息欲しい感はあるので、来年以降注目ということで。

 

 女性アイドルに関して。AKB48が不選出になったのが象徴的だともいえますが、ローカルアイドルブームは去り、地下アイドル文化も衰退しました。BiSHを去年は候補に挙げていましたが、コロナ禍を差っ引いても停滞感が強い気がします。クラウドファンディングのライブ企画でごたごたしていたのは覚えていますが、顛末までは追っていません。短期間に姉妹グループを乱立しすぎたのはちょっと影響があるのかなといったところです。BiSHはこれに該当するわけではありませんが、結局多くのグループアイドルが大規模アリーナの単発公演が結果的にゴールになってしまい、そこからスターダムに駆け上がっていくグループは数えるほどしかありませんでした。特にファンだったわけではないですが、sora tob sakanaあたりの解散は個人的にも思うところがありました。現状で明るい希望を持って期待できるグループは、指原莉乃プロデュースのイコールラブとノットイコールミーだけかなという気がします。

 

 CDが大衆人気の指標にならなくなったと言われて久しいですが、ストリーミングやYOUTUBEの再生数が偏ってないかといわれるとやはりそんなことはなく、ここ近年しばらくの間は難しい選考が続くと思います。

紅白歌合戦抽選考察決定版

この記事は、紅白歌合戦の抽選考察

http://kirikirimaim.hatenablog.com/entry/2018/12/16/001006

紅白歌合戦の抽選考察その2

http://kirikirimaim.hatenablog.com/entry/2019/12/15/012047

 

をまとめ、加筆したものです。大筋は同じ内容になるかと思います。

5年連続で紅白歌合戦の観覧に当選している筆者が、毎回大量の落選葉書を見るにつけ、忍びないなぁと感じたことから、落選葉書を2年をかけて調査してみました。一応自分の応募実績としては、毎年1000枚ずつの応募をしています。

 

まずは紅白歌合戦の過去の観覧応募の過去のデータから

 

年次   応募総数  当選枚数  倍率  白組司会者  司会者発表日時 

2010年    759480枚  1313枚  578倍  嵐     11月3日

2011年  1264923枚  1234枚   1025倍  嵐     10月19日

2012年  1172420枚  1324枚     886倍  嵐     10月16日

2013年  1427153枚  1330枚   1073倍  嵐     10月18日

2014年  1385357枚  1342枚   1032倍  嵐     10月10日

2015年  1020005枚  1351枚    755倍  井ノ原快彦  11月26日

2016年    991306枚  1075枚  922倍  相葉雅紀     11月12日

2017年    932319枚  1223枚  742倍  二宮和也  11月13日

2018年  1085171枚  1331枚  815倍  櫻井翔   11月9日

2019年  1230944枚  1227枚   1003倍  櫻井翔   10月18日

 

 

司会者の嵐が観覧募集期間中に発表されるようになってから当選倍率が400~500倍から1000倍に跳ね上がりました。そして、その後司会者の発表が11月に戻っても、当選確率は高止まりしたまま以前の水準まで戻っていません。余談ですが、詳細なデータが発掘できませんでしたが1枚につき2人まで入場可(ペアチケット)になるまでは、倍率200倍程度だったという話も聞いています。2019年は5年ぶりに10月中に司会者発表が行われましたが、おそらく司会者発表後に応募ハガキを投函した場合、日程的に速達を利用しても届かなかった(はず)です。

 

マスメディアとしての紅白歌合戦は、昨今視聴率の低下傾向が下げ止まらず、影響力の低下などネガティブな論調をよく目にしますが、ライブ興行の盛況さも手伝い、現地観覧の人気はむしろ上がっているということができると思います。もっとも、これは紅白に限った話ではなく、音楽・スポーツ観戦などのあらゆる興行に言える話だとは思うのですが。

 

 

 

紅白観覧応募の抽選抽選方法について

10月上旬に往復葉書による募集が開始され、10月の下旬に締め切られるのが毎年恒例となっています。NHKの他の番組観覧ではオンラインの応募案件も多いですが、紅白歌合戦は往復葉書での応募のみ。他局の番組観覧と異なり、ファンクラブ枠での観覧応募もありません。また前述のとおり司会者も出場歌手も、出演者が全く発表されていない状態で募集が締め切られてしまいます。

 

応募した 葉書は12月上旬頃に、当選通知は封書で、落選通知は返信面の裏に落選の旨が印刷されて帰ってきます。

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このとおり、ご丁寧に1枚1枚ちゃんと却ってくるのですが、表面に6桁の番号が印字されているのが分かります。郵送されてきた葉書には通し番号が振られ、この番号を元に宝くじと同じ要領で、11月上旬に行われる抽選会で当選番号が決定します。この模様は毎年何らかの形で公開され、年によっては当選番号自体が発表されたこともあります。応募総数と当選の総数によって変動はしますが、例年下3桁~下5桁の当選番号をボールなどを用いた抽選により決定しているようです。

 

まとめて出した方がいいの?小分けで出した方がいいの?

こういうのは一所懸命に考えても、結局誤差のレベルにしかならないから考えても無駄というのも一理あるのですが、当選が現実的になるくらい沢山発送したい!!と思うと気休めでもいいから少しでも確率の高い方を選びたいというのが人情というもの。というわけで、応募枚数1000枚における番号の分布について考えてみたいと思います。

 

 

 

1.下3桁の当選番号が存在する場合

  ・1000枚がすべて通しの連番になれば100%当選する。

  ・また、ランダムに1000/1000が発生する確率は天文学的に低い。

  ・ほぼ確実に被り番号が発生し、被り番号が発生した分だけ、

   カバーできない番号も発生する。

 

2.下4桁の当選番号が存在する場合

  ・被りが発生する確率の最大値は999/10000で約10%

  (数学的に被りの確率を計算できる方、いればご教授願います)

  ・それなりに被りの発生する確率はあるものの、そこまで気にしなくていい。

 

3.下5桁の当選番号が存在する場合

  意図的に連番を起こさなければ、被りが起こっても数枚の可能性が高い。

 

100枚単位の応募の場合、それぞれ桁が一つ下がると考えればよいと思います。応募総数から考えると下2桁の当選番号が発生するパターンはまずないので、自分の応募しようと考えている枚数が100枚以下ならば、被りの問題はあまり考慮に入れる必要はないかと思います。逆に数100枚単位でだすならば、連番を意図的に発生させる行為は、被り自体の発生確率は下がるが、被った場合の被り枚数を上げる行為であると言えます。いわばハイリスクハイリターンです。筆者の場合、毎回1000枚の葉書を同じ局から、同時にまとめて出していますが、この場合にどれくらい連番が発生するのかを2年かけて調査してみました。

 

2018年実績

前述のとおり応募総数1085171枚。当選本数 1331枚で倍率は815倍。

番号自体は発表されていませんが、

下3桁の当選本数1組 1085枚

下4桁の当選本数2組 108×2=216枚

下5桁の当選本数3組 10×3=30枚

1085+216+30=1331が濃厚ではないかと思われます。

 

また、当日の引換待機列で数人の方にお声かけした結果、下3桁の当選番号については500でほぼ間違いありません。(私の番号も下3桁が500でした)

 

実際に却ってきた返信葉書の番号をすべて調べてみたところ

 

下3桁      カバー率      総数

001~100  16/100    16

101~200  58/100    121

201~300 100/100    255

301~400  91/100    182

401~500  82/100    118

501~600  66/100    108

601~700  27/100    27

701~800  32/100    42

801~900  34/100    43

900~000  15/100    15

         521/1000  927 

 

上3桁の確認された番号

1~10枚  099 103 110 111 115 136 139

       146 158 

10~20枚 106 147 194 198 201

20~30枚 145

30~40枚 141 149 153 156 196 206

それ以上   140(64) 143(178) 144(81)

       148(93) 205(148)

 

・郵便窓口への差出の日付は、募集開始日から数えて5日目。

・下3桁の被り番号は200番代が特に多く、232~238は5枚被り。

・上3桁は140代、205、206が中心。確認された番号は26種類。

・返却枚数はこれに当選番号を加えた928枚。

・最大連番は上3桁143代の71連番。

 

投函日が募集開始前半で5日目だったため、この番号は順当なところだと感じます。概ね届いた順に番号が振られているようです。ただ、返信枚数が928枚なのが気になりました。残りの72枚はどこに行ったのでしょう?

ここで気になったのが当選番号選出のための通し番号が6桁であることです。応募総数が1085171枚にも関わらず、通し番号が6桁ということは、重複している番号か通し番号が振られない応募葉書のどちらかが85171枚存在することになります。私の元に戻ってきた返信ハガキにはすべてに番号が振られておりました。

仮に当選対象の応募葉書の最大枚数を1000000枚と仮定すると、無効葉書が85171枚発生することになります。その場合、応募した葉書が有効葉書となる可能性は92.1%となります。私が応募した葉書の返却率が92.8%ですから、もし抽選の対象にならない無効葉書が返却されずに処分されているのだとしたら、数字的には自然になります。ただこの場合、先に示した当選本数とは整合性がなくなります。結局どこまでいってもブラックボックスです。

 

 

一応、この通し番号の状況で上に示した当選番号の仮説を元に私の当選率を大雑把に計算すると

 

下3桁の当選率 52.1%

下4桁の当選率 およそ9.2×2=18.4%

下5桁の当選率 2.8%

 

73.3%程度ということになります。純粋に倍率が815倍の懸賞に1000口応募して1口も当選しない確率は約29.3%ですから、私の応募の仕方は確率的にやや効率が良い(すべてまとめて出して連番を発生させたことが良い結果につながった)ことになります。

 

 

2019年実績

応募総数1230944枚。当選本数1227枚で倍率は1003倍です。前年同様当選番号は発表されていませんが、今回は極めてシンプルで下3桁の当選本数1組で、当選被りが3~4本発生した可能性が高いのではないかと考えられます。初めて投函した枚数(1000枚)を倍率が上回りちょっと雲行きが怪しいと思ったのですが、無事当選しました。事前の確率計算で大体6割強出ていたので、過去の当選実績からみてもそろそろ外れる頃合いかなぁと本気で気にしていました。昨年と同様に返信葉書を調べてみました。

 

ただし、前年と異なる行動を意図的に一つしています。前年が地元の郵便局(山梨)への持ち込みなのに対して、2019年は新東京郵便局(最寄りJR京葉線潮見駅)に差出しました。新東京郵便局は通称をクイズ局と呼ばれる局で、大口の私書箱が設置される局です。「119-xxxx」に宛てた郵便物は、一度新東京郵便局に集められ、そこからNHKに行きます。つまりはできる限り他人の応募葉書と混ざらないように、経由地を減らした場合、どれだけ連番の発生に影響がでるのかという実験です。ただし、現地に行ったところ、新東京郵便局には一般の郵便窓口は存在しないと警備員に言われ、併設されている江東新砂郵便局の窓口へ行くように案内されました。郵便局のサイトでは新東京郵便局ゆうゆう窓口が設置されているという表示があったので、ちょっと釈然としないものの、結局言われたとおりに江東新砂郵便局に持ち込みました。

 

下3桁      カバー率      総数
000~099  44/100    60
100~199  40/100    52
200~299  67/100    67
300~399  84/100    127
400~499  51/100    75
500~599  91/100    162
600~699  88/100    162
700~799  47/100    48
800~899  70/100    122
900~999  75/100    124
         657/1000  999

 

上3桁の確認された番号

024(62枚) 044(69枚) 045(262枚) 053(259枚)

055(59枚) 056(13枚) 058(18枚) 059(32枚)

061(1枚) 063(107枚) 066(71枚) 069(44枚)

072(2枚)

 

 

前年と比較すると、

・郵便窓口への差出の日付は、募集開始日から数えて4日目。

・下3桁のカバー率657/1000に上昇(前年521/1000)

・最大連番は上3桁045番代の98連番(前年最大71連番)

・上3桁の確認された番号は13種類。(前年26種類)

・返却枚数は当たりを含めて999枚(前年928枚)

・1枚返信されていないものの053591~053606までの連番のうち、053594だけが抜けており、この番号の可能性が高い。

 

前年の投函日が募集開始5日目。今年が4日目という違いがあるものの、応募総数が前年1085171枚から1230944枚に増加したことも含めて考えると、通し番号が大分若くなっていることが分かります。これは単純に持ち込んだ場所が集積場所に近くなったことが理由だと考えられます。番号の散り方が前年に比べて少ないのは、到着が早くなったことによりその日の集荷枚数の絶対数が減ったのが原因か、経由地が減ったことにより他の方の応募葉書と混ざる機会が減ったのが原因か判断が付きかねますが、とにかくいずれにしても、上3桁の確認された番号は半減し、下3桁のカバー率が大幅に上昇しました。下3桁の被りが増えるか減るかは、結局は今回の場合は、約260枚ずつ振られた045番台と053番台にどれだけ被りが発生するかに依るところが大きく、ここが大被りした場合、逆効果になる危険もあり得ます。ただ、上3桁の分布が半減していることから、期待値は間違いなく改善しているはずです。

余談ですが、この年も当日の引換待機列で数人の方にお声かけしました。確認できた当選番号は下3桁770のみでした。結果的に、当選率自体は純粋に下3桁カバー率の65.7%ということでしたが、7※※はカバー率がかなり薄い番号で、実は危うかったことがわかります。

 

最後に

結論としては、1000枚単位で出すなら、できるだけ早い時期に応募葉書を書き終え、新東京郵便局に持っていくのが最良ではないかという結論に至りました。ただし、「できるだけ早い時期」といっても、事前に応募葉書を作成しておくのはお勧めしかねます。郵便番号や、記入必要項目が変わる可能性があるからです。下手をすると今のご時世だと、今年から応募をインターネット応募に変更するなどの可能性も捨てきれません。

 

また、2020年度は嵐の活動休止がアナウンスされており、倍率が1000倍を大きく上回る可能性が高いと思います。NHKホールのキャパ的に応募総数が130万枚以上になると、下3桁の当選番号ではなく、下4桁の当選番号を7~8本で対応する可能性が高いと思います。一桁上がると被りの発生率は10分の1になるので、今年に限っては3~4000枚程度出さない限りは、あまり意味をなさないかもしれません。個人的にも今年の応募は悩みどころです・・・。

 

 

 

 

 

 

第70回紅白歌合戦観覧

例年の通り12月28日から30日までは幕張メッセで開催されるカウントダウンジャパンへ。特に28日は紅白歌合戦への出場が決まっている歌手の方が数多く参加しており、極力予習(偵察?)も兼ねて回るようにしています。今回は欅坂46Little Glee MonsterKing GnuOfficial髭男dismが該当。


31日は今回は10時頃家族と合流し、まず原宿のAFURI でラーメンを頂いたあと、10時40分頃現地到着。構内に入場してから直ぐに謎の色んなユニフォームを着た集団の行列と鉢合わせる。(郷ひろみの出演時のバックダンサーだったようです)並び列まで行くと、特に例年と変わったことはありませんでしたが、大晦日スタジオパークSPでの待機列への中継は今回も実施される模様。以前まではなかった番組案内の貼り紙がありました。


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2枚目の写真は、この番組でインタビューを受けていた4組の方々が番組内で背にしていたパネルです。ちなみにこの4組のうち2組が、待機列の両隣の方でした。我々は・・・立候補しませんでした。ちょっとお話をさせていただきましたが、今回が初の観覧で、2000口の応募をされたとのこと。さすがに自分の倍のハガキを出した方とお会いしたのは初めてでした。前回実績で当選率9割を目指したとのこと。そしていざ3時からの抽選に望むわけですが・・・

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2階席→2階席→2階席→3階席と苦節4年。ついに引き当てました1階席。早々に会場に入ると、思った以上に近いものだなあと感じました。NHKホールの1階席は別のコンサートで一度入ったことがあったのですが、おそらく普段は常設されているL列とR列の座席を潰して花道を設置しているので、予想以上に狭かったです。また、後列4割ほどは機材席で潰されており、なかなか引き当てられないのも納得といったところ。開場直後に会場入りしたので、そこから約1時間ほど待つことに。今回の前説はパプリカの振り付けと、上を向いて歩こうの振り付け、後半一発目のビクトリーロードの合唱の練習、松田聖子のコールの4点。普段のゲスト審査員入場に加えて、次にラグビー日本代表の入場。

・セット、演出など
ステージセットは例年と比べると大分質素な印象を受けました。また、観覧者への配布物についても、投票用の紅白うちわ以外の配布はなし。演目ごとの小道具の類がほとんどなく、あとで放送を見返して気付いたのは、リアルタイムで多くのCGを差し込むことで代用していたのかな?と。3年くらい前から実験的に導入されていた記憶がありますが、年々ウェイトが大きくなっているようです。石川さゆり氷川きよしの辺りはいい感じでしたが、aiko、AIひばりの辺りはちょっと安っぽく思いました。

郷ひろみaiko
下手側からの登場。審査員席や裏トーク席があるのがそちら側なので当然なのですが、我々とは反対側の通路での演出。aikoの入場時に会場がざわついていたのですが、入場口がPAの死角になっていることもあり、気付いたのは歌い出しの後でした。

・島津亜矢
歌唱中にブツッという非常に大きなノイズがホールに響きましたが、案の定放送にのってしまっていました。

DAPUMP
会場にラグビーボール形状のビニールボールを入れる演出がありました。もともとは欧米のEDMイベントなどで行われていたのが原点のようなのですが(うろ覚え)、ここ近年日本のライブでもしばしば見られるようになっています。基本フラットなフロアでやるのが普通なので、傾斜のあるNHKホールの会場では、観客の返したボールがほとんど前(ステージ側)にいってしまっていました。カメラの近くにいるスタッフがめっちゃ大変そうでした(笑)

欅坂46
平手ちゃんに関しては、出て来てスタンバってた時からよろよろしててそこはかとない不安を覚えましたが悪い方に的中し、後で絶対記事になるだろうなあと思って終演後に確認したら、予想外に速報でリリースされていたようでびびった。(笑)Twitterで記事の否定ツイートが伸びているようですが、個人的には記事のほうが真実に近い気がするなあ?この方がどこで観覧していたのかは知りませんが、私が見ていたのは教壇から一番後ろの席くらいの間の距離でした。分かりづらいか?さすがに今後「不協和音」が紅白で披露されることはないでしょう。

三山ひろし
ず~まだんけのコダマン(2)、イージー(トリ前)の順番が前回と逆でした。前回は阿部さんが三山さん後方の神ポジションでしたが、今回はドリスでした。けん玉ヒーローズに知ってる顔がたくさんあって、個人的には毎度面白いですが、今年もやるの・・・?

・YOSHIKISS
12月中旬までKISSが日本でツアーをしているのは知っていたのですが、この時期まで日本に滞在してるの?と事前から疑問に思っていました。が、中継出演・・・ですらなくVTR出演。これに限らずですが、今回ホールまで来ない人が多かったですね。事前情報では福山雅治のみだったのでちょっと拍子抜けしてしまいました。

・AI美空ひばり
TVで視聴するよりはどうしても遠目になるので、マネキン感は思ったほどなかったです。やってることは初音ミクのイベントと全く同じなので、まぁそりゃ実績は積みあがってるよね、と。骨が天童よしみなのが、動きの少なさの原因ですね。最近Vtuber系のイベントも増えてますが、このくらいは気合い入れて作ってほしいよなぁと余談(←無茶)

・乃木坂46
前の演目の関ジャニ∞のバックで踊っていたピカチュウの退場がシュールすぎて、だれも司会と乃木坂46のMCを聞いていなかったという・・・(笑)何気にギリギリだった気がします。最後の大サビ前にキャノン砲で飛ばした金テープが、クレーンカメラに4~5本くらい絡んでしまっており、ちょと大丈夫か心配していましたが、大事にはなっていなかったようです。

松田聖子
前回いきものがかりと、サザンオールスターズの時に、一階席の方々が総立ちになっていたのを不思議に思っていたのですが、普通にスタッフの指示でした。「可能ならば是非お立ちになって応援してください」くらいのトーン。意外と言葉遣いが慎重だな、と謎の感心をしてしまいました。


・全体的な総評
視聴率が40%を大きく割り込み史上最低を記録したとのことですが、まあこれは仕方がないかなと思います。時流とか、音楽的話題に乏しかったというのはその通りなのですが、個人的にもう一つ思うのは全体的な演出がスポーツ(オリンピック、ラグビー)に寄りすぎていたのではないかと感じます。好みの細分化による固定客の囲い込み・流行のニッチ化は別に音楽だけに言えるわけではなく、スポーツも同様です。(野球の視聴率は取れなくなっているが、観客動員数は上昇している。等)そして、確かにラグビーは盛り上がりましたが、おそらくラグビーをにわか的に楽しんだ客層と、オリンピックに期待している客層はほぼ完全に同一であり、そこに関心を示していない人を置いてきぼりにしてしまったように思います。





最後に、自分が紅白歌合戦になぜここまで入れ込むのか?拘るのかという話をしておこうと思います。個人的な思いとして、日本には明治以降に誕生した現代音楽に対して、歴史的に継続的に続いている流行の指標は、もう歴代の紅白歌合戦の出場歌手リストしかないと考えています。アメリカにはビルボードチャートがありますが、日本でのチャートは流行の指標としての基準が(ベストテン・トップテンなどの番組オリジナルチャート→オリコンチャート→ビルボードジャパンチャートと)焼き畑的に変遷しており、歴史的一貫性、継続性を維持しているチャートが一つもありません。自分が生きていた時代が、未来と地続きではなくなっていくのを漫然と肯定するのは寂しいことだと思います。だからこそ、出来れば紅白歌合戦は出来るだけ長く続いてほしいと思います。ただの私のエゴです。



と、湿っぽい話は置いておいて鬼が笑いそうな今年の観覧について。おそらく嵐が最後のパフォーマンスを行うことになり、倍率が想像もつきません。応募するかしないかも含めて悩みます。

紅白歌合戦の抽選考察その2

今年も紅白歌合戦の観覧に当選しました。これで5年連続となりました。

今年は初めて投函した枚数(1000)を倍率が上回り(1003倍)ちょっと雲行きが怪しいと思ったのですが、無事当選できてよかったです。

去年と同様に外れ葉書をチェックしてみました。

 

前提条件として

 

・前回は投函日が募集開始から5日目なのに対して、今年は4日目。

・前回が地元の郵便局(山梨)への持ち込みなのに対して、今年は新東京郵便局(最寄り潮見駅)へ持ち込む。

 

という違いがあります。

新東京郵便局は大口の私書箱が設置される局であり、NHK紅白歌合戦私書箱もこちらに設置されているようです。つまりは現地へ直接持ち込んだ・・・と。ただし、現地に行ったところ、新東京郵便局では一般の郵便窓口は存在しないと警備員に言われ、併設されている江東新砂郵便局の窓口へ行くように案内されました。郵便局のサイトでは新東京郵便局ゆうゆう窓口が設置されているという表示があったので、ちょっと釈然としないものの、結局言われたとおりに江東新砂郵便局に持ち込みました。

www.post.japanpost.jp

 

去年と同様に、戻ってきた返信葉書をすべて調査してみました。

 

下3桁      カバー率      総数
000~099  44/100    60
100~199  40/100    52
200~299  67/100    67
300~399  84/100    127
400~499  51/100    75
500~599  91/100    162
600~699  88/100    162
700~799  47/100    48
800~899  70/100    122
900~999  75/100    124
         657/1000  999

 

上3桁の確認された番号

024(62枚) 044(69枚) 045(262枚) 053(259枚)

055(59枚) 056(13枚) 058(18枚) 059(32枚)

061(1枚) 063(107枚) 066(71枚) 069(44枚)

072(2枚)

 

 

前年と比較すると、

・下3桁のカバー率657/1000に上昇(前年521/1000)

・最大連番は上3桁045番代の98連番(前年最大71連番)

・すべての番号が最初の桁が0番(前年099~205)

・返却枚数は当たりを含めて999枚(前年928枚)

・1枚返信されていないものの053591~053606までの連番のうち、053594だけが抜けており、この番号の可能性が高い。

 

 

前年の投函日が募集開始5日目。今年が4日目という違いがあるものの、応募総数が前年1085171枚から1230944枚に増加したことも含めて考えると、通し番号が大分若くなっていることが分かります。これは単純に持ち込んだ場所が集積場所に近くなったことが理由だと考えられます。番号の散り方が前年に比べて少ないのは、到着が早くなったことによりその日の集荷枚数の絶対数が減ったのが原因か、経由地が減ったことにより他の方の応募葉書と混ざる機会が減ったのが原因か判断が付きかねますが、とにかくいずれにしても下3桁のカバー率が大幅に上昇しており、私書箱設置局直接持ち込み作戦は成功したようです。

 

しかし今年の返信数が999枚と、ほぼすべてが返ってきたのに対して、去年の未返信の72枚は一体何だったのだろう・・・?

第70回紅白歌合戦結果発表

BiSHはここ最近のavexのごり押しっぷりを見るに結構ありそうと思ったけど、別になかった模様。活動上の活躍度でいうと、去年がピークで今年は現状維持という感じなので、まぁ仕方がない。

 

LiSAは、今年は鬼滅の刃の「紅蓮華」がヒットしてたものの、基本アニメタイアップの強度に売上が大きく左右される歌手で、無条件に買い支えるファンベースはフィジカルで2万というのが4〜5年変わってない印象だったので、アニソン界の家入レオ的な評価を受けてるのかぁ?と思っていたのですが、そうでもなかった様子。個人的にはSAOのタイアップのどこかのタイミングで出てほしかったので、正直今更感が漂う。

 

キスマイはSEXYZONEとの入れ替えという形になったものの、売上を考えると至極妥当。ジャニーズに関しては今回は完全に人気順で上から順に選んだ形に。


ひきフェス界隈はまぁ来年に期待ということで。
BABYMETALはKOBAMETALが今後どういう展開で進めていくつもりなのか分からんなぁ・・・。とりあえずあわよくばオリンピック利権に絡んでほしいと妄想してたので私は悲しい。

第70回紅白歌合戦予想

まず前回を踏まえて


前回出場者から落選・不選出の可能性が高い人

可能性高
西野カナサラ・ブライトマン>DAOKO>松任谷由実MISIAaiko

可能性微存
いきものがかり天童よしみ丘みどりAKB48>TWICE>松田聖子

活動休止を発表した西野カナと外タレのサラブライトマンはほぼ確実として、DAOKO、aikoは落選の可能性高い気がします。松任谷由実MISIAに関しては、辞退の可能性の高さから。MISIAに関しては、前回NHKホールに初めて来場したので、今回連続選出なら今後常連化する可能性もあるかと思います。


可能性微存勢については、基本的には連続出場するだろうと思いますが

いきものがかり 集牧後目立った音楽的トピックがない。
天童よしみ   ここ近年の歌唱順・選曲から。
丘みどり    最新CDシングルの伸び悩み。市川由紀乃の方がセールスが多い。
AKB48     NGT48事件の余波。
TWICE     ここ最近の日韓関係。
松田聖子    歌唱力とCDセールスの低下。

が、それぞれ気になるところでした。


可能性高
YOSHIKI feat. HYDESuchmos宮本浩次>米津玄師>三代目 J Soul BrothersEXILE

可能性微存
DAPUMP>SEKAI NO OWARI福山雅治三山ひろしSexy Zone郷ひろみ三浦大知Hey! Say! JUMP>純烈


企画もののYOSHIKI feat. HYDEはまず今年はないであろうとは言えますが、残りはすべて流動的です。Suchmosに関しては連続選出の可能性はまずないと思いますが、VOLTAGEがいまだにNHKのサッカー報道関連で流されているのと、TVにほとんど露出しないレア感をどう判断するか。STAYTUNEを演奏するのは個人的にはありだと思います。米津玄師については、NHK的にはマストで出場してほしい存在だと思いますが、本人の辞退の可能性の高さを考慮。3代目とEXILELDHが今年福岡でカウントダウンライブをする関係で不選出の可能性高しとしましたが、どちらかは中継出演があるかもしれません。

可能性微存に関してはさらに流動的。ほぼ感覚でしかありませんが、最近活動に停滞感がある(もしくは活動が内向きになっている)と感じる人を並べてみました。純烈に関しては、年明けのメンバー脱退騒動がありましたが基本選出だろうと思います。

 


初出場

濃厚
Foorin

可能性高
BiSH

可能性あり
杜このみ>Roselia>IZ*ONE

可能性微存
BABYMETAL>日向坂46>Aqours


まず、濃厚のFoorinからして本当に紅組からの選出なのか疑問符が付くところですが・・・(笑)紅組の初出場候補が薄すぎて、他に有力候補がいないという極めて消極的な理由から。パプリカ自体は今年の一番のヒットソングといっても過言ではないので、何らかの形で出場することは濃厚だとは思います。次点をBiSHとしましたが、これはアメトークで取り上げられたから、というよりも、avexがアメトークにねじ込むほど売り込みに本気になっているという側面が強いです。動員力でも単独で最大キャパとしては去年末幕張メッセ公演で2万人弱を動員しており、紅白未出場のアイドルグループ(という括りが正しいかは分かりませんが)ではトップクラスです。

杜このみは実績的に、CDセールスが丘みどりと同格になってきており、そういう意味では有力候補といえると思いますが、高安との婚約を発表しており、そう遠くない将来に引退の可能性がそれなりに高いと思われるので、所属レコード会社が将来性なしと判断するか、花道を用意するかどちらの態度を取るかにかかっている気がします。Roselia(というよりバンドリ!勢)に関しては、アニソン現場(紅組該当)で、集客の伸び・ファンの信仰度の高さ(笑)を鑑みて、今最も熱量の高いグループだと思います。IZ*ONEはK-POPのガールズグループとしては2番手(BLACKPINKのほうが集客力は高いものの、こちらの方が日本のメディアとの関りが色濃い)だとは思いますが、TWICEの項でも書きましたが、昨今の日韓関係がネックとなるかな?と。そしてTWICEとはまだ人気度に如実な差があることから、TWICEを差し置いて選考されるかというとちょっと厳しい気がします。

BABYMETALについては、今年ロサンゼルスの公演まで行った身としては是非ともといいたいところですが、The Forumでの公演(西のマディソン東のフォーラムと言われる会場で、日本でいう日本武道館公演に該当します)が台風で、全米ビルボードチャート13位にランクインの報道が即位礼正殿の儀で完全にかき消えてしまったのが不満でした。トピックとしてはアメリカ市場で日本の音楽グループとして初めて、商業ベースに完全に乗ったということでありこれは画期的なことだと思いますが、反面、日本における活動は縮小しているということであり、まぁあとはアミューズの匙加減ひとつといったところ。Aqoursは単純な売上面ならRoseliaよりも一段上のフェーズにいるのは事実ですが、東京ドーム公演を行った去年と比べるとかなり停滞感を感じます。去年の実績でも企画枠での登場だったにもかかわらず、わざわざ今年正規枠で呼ぶのかが疑問点。

そして、他の予想をされている方の間で最も評価が分かれているのが日向坂46ですが、個人的には厳しいのではないかと考えます。CDセールス以外のウリがあまりないことが第一ですが、他に特筆すべきはファンの客層。乃木坂・欅坂とファン層が被りすぎており、マスに幅広い支持を目指している紅白の舞台に3組目として出場してもらうことにあまり意義を感じません。そして、これは超個人的な感想で恐縮ですが、日向坂になったあとよりも、けやき坂時代の方が魅力的な活動をしていた気がします。

 

濃厚
Official髭男dism

可能性高
スピッツ>GENERATIONS

可能性あり
King Gnu菅田将暉ヒプノシスマイク

可能性微存
竹島宏>辰巳ゆうと>after the rain


早々に内定記事が出たのが逆に不安要素だったりしますが、Official髭男dismはまず間違いないと思います。Pretender、宿命、イエスタデイと上期中期下期で話題曲を飛ばしており、ヒット曲不作の今年としてはマストの存在かと思います。次点ではスピッツは本人たち次第というところも大きいですが、NHK的にはもちろんオファーするでしょうし、本人たちも多分断らないと予想。GENERATIONSは福岡で開催されるLDH総出のカウントダウンライブに不出演とのことから、紅白への初出場が極めて濃厚。集客的には去年からツアーの規模がスタジアム級になっており、人気面からは申し分ないです。

King Gnuに関してはOfficial髭男dismと比べてどうなのかという話になりますが、ライト層ではストリーミング支持層にファン層が被っており、複数曲に多大な支持を集めているヒゲダンと主に白日1曲のKing Gnuではちょっと差があるかなという印象。ただしファンの強度ではKing Gnuの方が高い印象を受けます。菅田将暉も早々に内定記事が出ています。単独のコンサートイベントなども開催しているようで、俳優の音楽活動としてはちゃんと活動している印象。ヒプノシスマイクについては、メディアの露出が少ないが少々気にはなりますが、去年の刀剣男士と同等かそれ以上の熱量を感じるので、可能性は充分あるのではないかと思います。

竹島宏、辰巳ゆうとについてですが、基本的に若手演歌・歌謡歌手の枠は、現段階ではこれ以上は増えないように思います。演歌・歌謡歌手は、新曲を歌う歌手というよりは、古謡・新民謡なども含めて、歌謡曲や往年の名曲を歌うカバー歌手としての需要が高まる余地はあるかと思いますが、五木ひろし氷川きよしとは違い、若手歌手はマスに受けている流行歌を歌う歌手ではなく、演歌歌謡ジャンルの人気歌手に過ぎません。例えば、若手バンド勢、とか、アイドル勢、といった大きな括りの一種ということです。したがって、丘みどりが連続選出の年に市川由紀乃が外れたのと同様に、現在の山内惠介三山ひろし・純烈の誰かに取って変わる必要があるかと感じます。セールス面では、三山ひろしが他の2組に水を開けられていますが、前回第69回では唯一2部に昇格しており、NHK的な序列がイマイチよく見えません。ただいずれにしても、両氏とも明確に彼らを凌駕する活動が出来ているかといわれるとそうでない気がします。現状正規紅白出場歌手の枠が22~23くらいと、近年かなり狭めに設定されていますが、従来のように25組程度に増えるのならば、単純増の可能性もあるかと思います。

after the rainに関しては、10月19日にNHK総合で、まふまふの特集番組が組まれました。今年まふまふ単独名義のアルバムCDがセールス的に好調でしたが、初出場となった場合、after the rain名義の可能性が高いのではないかと思います。YOUTUBEの歌い手界隈では、天月、浦島坂田船、すとぷりなど、存在感のある個人、グループが複数誕生しつつあり、一つのジャンルを形成しそうな雰囲気があります。ここにスポットを当てるにはよい時期ではないかと感じます。

 


サプライズ勢、復帰勢に関しては、ご当人の気分や世代間バランスといった、私には伺い知れない思惑が働くので、不毛なので予想はしませんが、RADWIMPSゴールデンボンバーGLAY竹内まりや矢沢永吉などの名前がよく挙がっているようです。