第68回紅白歌合戦現地観覧

※厳密には今年→去年、去年→一昨年ですが、色々面倒なので大体お察しください。

 

今年も去年に続いて3回目の現地観覧となりました。
去年の傾向から今年はそんなにがっついて開門前に並んでも意味ないかなぁ?

と思いつつ、現状で自分が出来ることは早く並ぶことだけだ、という脳内せめぎあいで
結局去年より1時間半ほど遅い9時頃に行くことになりました。
前に50~60人くらいいたかな?印象としては去年とそんなに変わりません。

 


内容は大幅変更となった去年と比べると概ね同じですが、
現居住住所についての証明がちょっとうるさくなっています。
パスポートが1点のみではOKではなくなったことなど。

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待機列に並んでいると、NHKのスタッフの方が数人の人に取材を始めました。
どうやら12時15分からのスタジオパーク大晦日スペシャルの番組制作スタッフで
レポーターの足立梨花さんにコメントを求めらる人を選定しているようです。
去年も同じような現地待機列中継をしていましたが、
去年は先頭から300番目くらいのところ(11時過ぎくらいに並んだ人?)
でやっていました。2回目の中継が去年と大体同じ位置で、
今年の最初の方の中継は最前列付近ということになります。

10時頃からスタッフのみのリハーサルをした後、
さらにタレントさんも含めたリハーサルがあり
12時18分からの本番を迎えるという運び。
お天気中継などの他のTVの生中継の場面に居合わせた経験がないので、
比較対象がないのですが、高々10分くらいの中継で、
こんな念入りにリハーサルするんだなぁ、と思ってしまった。
TVっていろいろ大変なんですね・・・。

タレントさんの写真を撮るのはご遠慮ください。スタッフはOKです。
とのことなので遠慮なく(笑)
最初のリハーサルの様子です。

 

 

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本番では3人目の方のインタビューのところで、ばっちり映り込んでましたが、
スマホでリアルタイムで見てたので、私はカメラとはあさっての方向を向いてました。
引き換えの様子は去年と大体同じでしたが、
隣に並んでいた人が3階席を引いていました。
こうなると、来年以降考えてしまいますね・・・。

 

 

第68回パネル

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今年のチケット

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ここまでの観覧経験
2階席センター→2階席右→2階席左。。。一階席が遠い・・・。


今年は入場時の配布物は、演目プログラムと会場審査用の団扇のみ。
前説もシンプルでした。
SexyZoneの演目でスタンディングで振りコピしてください。というのと
TTポーズを真似してください。という2点のみ。
去年はなかった番組開始前の審査員紹介が復活しました。

 

以下、印象に残ったところを番組感想。

 

Hey! Say! JUMP (Come On A My House)
一時の停滞期を乗り越えて飛躍の1年だったと思います。
個人的にジャニーズグループについてネガティブな意見の多い私ですが、
2017年のHey! Say! JUMPについては文句なし。
嵐・関ジャニに続いて、キスマイとともに3,4番手のグループになったかなと。
AKB関連グループにもいえることですが、
事務所内序列みたいなの何とかならんのでしょうか?
SexyZoneと順番入れ替えてもよかったんじゃないか、と思ってました。


Little Glee Monster(好きだ。 ~夢を歌おう ver.~)
「好きだ。」は「SAY」と並んで、リトグリの代表曲かつライブ定番曲。
リトグリのオリジナル楽曲は、

実は売りのコーラスワークを殺している曲が多いのですが
(おそらく意図的にそういう作りをしている)
「好きだ。」は割とコーラスの響きが印象に残りやすい楽曲です。
いろんな意味で納得の選曲。


三山ひろし(男の流儀 ~けん玉世界記録への道~)
けん玉パフォーマーずーまだんけの児玉剛氏は、アルティメット人狼主催者でもあり
こちらのイベントにも参加経験のある私としては、テンション上がってました。
18番の女性が人狼TLPTのデイジーだと現地で気付いて、一人で発狂してた。


市川由紀乃(人生一路)
美空ひばり楽曲歌唱枠。
(というか主に天童よしみが担当してましたが、67回が島津亜矢→市川由紀乃
美空ひばりが偉大な歌手であることは否定のしようがありませんが、
世代じゃない私としては、毎年やらなくてもよくね?と思ってしまう。
むしろ男性の方にも藤山一郎楽曲歌唱枠を設けて隔年で回してほしい。


福田こうへい(王将)
阪田三吉をモデルにした村田英雄のカバーです。
今年将棋人気が過熱したことを踏まえての選曲だと思いますが、
個人的にはそれなら内藤國雄の「おゆき」を選んでほしかったなぁと思いました。
福田こうへいの歌う「王将」が、もともとあんまり好きじゃないのもあります。


三浦大知三浦大知 紅白スペシャル)
無音ダンスは地上波では一度Mステでも披露してたような・・・?
その時はあまりピンときてませんでしたが、生で観てガラリと印象が変わりました。
これはマジですげえ。勝手にパフォーマンスMVP。


・WANIMA(ともに)
SHISHAMOはちょっと早いかなぁと感じてましたが、こちらは文句なし。
実力もさることながら、2016年ロッキンジャパンでSuperflyの
出演キャンセルによりGRASSステージに昇格するなど、とにかく持ってました。
2000年代前半に流行したロードオブメジャーや175Rなどの
青春パンクよりも全然いい、と個人的には思います。


・島津亜矢(The Rose)
実力派演歌歌謡歌手ですが、今回の歌唱はイマイチだと思ったなぁ。
選曲の問題もあるでしょうか?


欅坂46(不協和音)
2度目の内村光良とのコラボが放送事故寸前で色々と物議を醸していたようですが、
少なくとも2階席からはよく分かりませんでした。
周りの人も気付いていなかったと思います。
それよりも1度目の平手友梨奈が倒れ込む時に、ONマイクだったのか
結構いい音がホール内に響いており、むしろそちらの方を心配してました。


Perfume(TOKYO GIRL)
最近CGグラフィックを割と見慣れていることもあり、
この路線だとあまり凄みを感じないといいますか。
リアルタイムでそれをすることが、技術的にすごいのかもしれませんが
現実感のないリアルタイムの映像に需要があるとはとても思えない。


X JAPAN(ENDLESS RAIN 2017 紅白スペシャル)
プログラムに載っていない、前年度歌唱曲(紅)をメドレーで歌ったのは
第66回の高橋真梨子(桃色吐息)と全く同じ構成でしたが
これはめちゃめちゃアガりました。周りの歓声もすごかったです。


AKB48(夢の紅白SPメドレー)
投票した「希望的リフレイン」は選ばれませんでした。
「11月のアンクレット」よりいい曲だろ?
まゆゆセンター曲でもあるし、こっちの方がいいじゃないか。


星野源(Family Song)
TVカメラのクレーンが視界を遮ってよく見えなかった。
TV番組の番組観覧だからTVが最優先なのは100も承知ですが、
それでもあえて言わせてもらう。
僕は嫌だ。


・Superfly(愛をこめて花束を)
第68回歌唱枠勝手にMVP。


・嵐(嵐×紅白スペシャルメドレー)
「GUTS」歌唱中に、盗撮してた人が連れ出されていきました。
おそらく今後永久に出禁でしょうね。ご愁傷様です。
2500人程度の観客を、推定50~100人規模で常に監視しているみたいなので
盗撮はそう簡単にはできません。
でも生放送のTV番組を盗撮して一体何のメリットがあるの?と思っちゃうな。


・ゆず(栄光の架橋
第66回の「かける」と同じような構成でしたね。
私としてはすんごい印象に残ってるのですが、NHKの中の人も同じだったのでしょう。

 

 


全体的な印象としては、前年度とくらべてセットがすごくちゃちな感じがしました。
ブルゾンちえみが3040人のスタッフと言ってましたが、
以前に約5000人という話を聞いていたので、そんなもんかとも思いました。
予算削られてる?

 

ただ、マスメディアの傾向としては今回はよかったというのが概ねの論調のようで
これは自分も同意見です。
まったく目玉がないというネガティブな下馬評に反して、
相当健闘したといえるのではないでしょうか。